5月20日(金)にキタラ小ホールで開催される特別コンサート
「日本音楽コンクール 未来へ ~若きソリストたちの響奏」。
出演する3人のアーティストにお話をうかがいました。
竹澤勇人さん(ピアノ)
――コンサートに向けて抱負を聞かせてください
竹澤さん:凱旋コンサートのようで誇らしく、地元で演奏できることがうれしいです。東京や世界で切磋琢磨して来た自分の演奏を地元の人たちに聞いてもらいたい。
――新型コロナウイルスの拡大で影響を受けたことは?
竹澤さん:2019年に国際コンクールで賞を取り、世界ツアーが決まっていたところ、新型コロナの流行で国家間の移動ができなくなりツアーが中止になりました。落ち込んだこともあったけれど、仲間たちに呼びかけて演奏活動を続けて頑張ってきました。
――北海道での演奏は久しぶりですか? 今後に向けては?
竹澤さん:年に2、3回は札幌で演奏しています。昨年12月にも演奏しましたが、やはりKitaraは特別。最も優れた音楽ホールで、3人で演奏できるのを楽しみにしています。
プロフィール/竹澤勇人(たけざわ・ゆうと)
1997年北海道札幌市出身。4歳よりピアノを始める。
桐朋学園大学音楽学部を首席で卒業し現在、同ソリスト・ディプロマコースに在籍。
第87回日本音楽コンクールピアノ部門第2位。2019年ボン・テレコム・ベートーヴェン国際コンクール(ドイツ)第2位、聴衆賞、その他2つの特別賞。第32回エットレ・ポッツォーリ国際コンクール(イタリア)最高位、聴衆賞。
国内外の演奏会に数多く出演する他、室内楽に於いても精力的に活動している。
これまでに、ピアノを赤坂由希、伊藤亜希子、斉藤香苗、横山幸雄、田部京子、川田健太郎の各氏に師事し、現在、上野久子、大野眞嗣の各氏に師事。室内楽を山崎伸子、練木繁夫、藤井一興、磯村和英の各氏に師事。
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